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ハゼの楽園、有明旧貯木場

ハゼの楽園、有明旧貯木場 ハゼは、市場に出回ることが少なく、なかなか口にする機会が少ない魚ですが、東京湾だけでも何十種も生息しているほど江戸前の代表的な魚です。
ハゼ釣りが記録で確認できるのは、江戸時代まで遡ります。万治2(1659)年、松平大和守がハゼ釣りをしたとの記録や、人見必大の記録にキス釣り・ハゼ釣りの様子が記されており、当時エサはハマグリを使用し、浮きを使わずおもりと針で釣っていたとの記述が確認できます。
江戸時代から、江戸っ子達に親しまれてきた江戸前のハゼ。それは、広大な干潟と、それに続く浅瀬が広くあり、生き物が豊富だった東京湾の自然があったからこそ。
しかし、近年の干潟や浅瀬の埋め立てにより、今では市民が触れられる自然の水辺は限られ、ハゼの生息できる範囲もどんどん限られていっているのが現状です。
そんな東京湾の奥部に、「ハゼの楽園」ともいえる有明旧貯木場が残っております。有明旧貯木場は、明治時代に築かれた石垣堤防と、埋め立て地に囲まれた閉鎖的な水域で、ハゼ、スズキ、ボラなどの魚類やゴカイやトビムシなどの底生生物が豊かに生息している場所です。
エドハゼに至っては、環境庁のレッドリストに絶滅危惧IB類に挙げられ、近い将来における絶滅の危険性が高い種と定義されている現在、「ハゼの楽園」ともいえる有明旧貯木場は、開発の手を入れることなく、後世に守り残したい場所です。

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